今や数十種類にもおよぶ100均の多肉植物たち。
中にはレアな品種も出品されているため、多肉マニアの多くは100均パトロールを欠かせないとか。
実際に近所の100均で働く人に聞いたところによると「定期的に100均ボタニカルをチェックしにくる人は一定数以上いる」そうです。
私も「あの人パトロールに来てる」って思われてるし絶対w
さて今回は、100均ボタニカルパトローラーの端くれが、100均で買って育てているサボテンの中から、可愛くて育てやすいサボテン4種をご紹介します。
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100均ミニ植木鉢に植え替えをしたカワイイやつらを見てやってください♪
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翠晃冠-スイコウカン(キャンドゥ)
妙に親近感を感じるポッテリとしたボデーが最高にカワイイです。流血覚悟で頬ずりしたくなっちゃいます。
購入したときに鉢に刺さっていたネームカードには、『ギムノカリキウム』と書かれていましたが、『ギムノカリキウム』は属の名称であって、品種名ではない…。
見た目だけで判断すると、おそらく『翠晃冠』だと思います。
しかも!この鉢、そろそろお花が咲いちゃうんですよ~、うふうふ。
きっと、白色の可憐なお花が咲いちゃうよ!楽しみしかないよ!
ギムノカリキウム属の開花時期は春から秋(4月から9月)ですが、ここ沖縄は11月中旬でも日中の気温は28℃。サボテンさんにとってはまだ夏ってことですね。
このギムノカリキウムはキャンドゥ産ですが、ダイソーでもギムノカリキウムを販売しています。
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ダイソー産もゲットして、ギムノカリキウム属の色々な品種を集めたいです。
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翠晃冠-スイコウカンの品種情報
ギムノカリキウム属のサボテンは、もともと草原地帯に自生しているため、他のサボテン属と比較して、多めに水をあげる必要があります。
品種名 | 翠晃冠 すいこうかん |
---|---|
属名 | ギムノカリキウム ギムノカリキューム |
原産地 | パラグアイ |
日当たり | 真夏は直射日光を避ける。冬場は日光をしっかり当てる。 |
水やり | 夏場は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。冬場は月1回軽めに。 |
肥料 | 不要。必要なのは適切な日光量と水分量。 |
育てやすさ | [jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
開花レベル | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
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ギムノカリキウム属はサボテンの中でも花をつけやすいので、サボテン育成初心者でも開花を見ることができるはず!
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翠晃冠-スイコウカンの育て方
趣味でサボテン育成を楽しむなら、基本三原則を守れば大丈夫!
サボテン育成の基本三原則とは、適度な日光量・適度な水分量・適度な温度管理です。
これに合わせて、翠晃冠を育てるうえで注意しておきたいのは、休眠期でも水分が必要。ということ。
通常、サボテンは夏場(雨季)が生長期、冬場(乾季)が休眠期となり、とくに気温が下がる1月~3月は水分を断つことで春に花芽がつきやすくなります。
しかし、ギムノカリキウム属は極度な乾燥に弱いため、休眠期でも月に1度軽めに水をやる必要があります。
銀手毬-ギンテマリ(ダイソー)
子だくさんと言えばマミラリア銀手毬!小さい株でもモリモリ子吹きします。
親株の先端に芽生えた子株は、少しの衝撃でもポロリと取れてしまいますが、乾燥したサボテン用土の上に転がしておけば、1ヶ月ほどで根っこが生えて自立します。
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サボテンをどんどん増やしてみたい!という方はマミラリア銀手毬がおススメですよ!
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銀手毬-ギンテマリの品種情報
マミラリア属のサボテンは、メキシコの標高が高めの乾燥地帯が自生地域です。
サボテンはなるべく5℃を下回らない場所で育成した方がいいのですが、高地出身のマミラリア属は0℃を下回っても越冬できるようです。
品種名 | 銀手毬 ぎんてまり |
---|---|
属名 | マミラリア |
原産地 | メキシコ |
日当たり | 日当たりと風通しのいい場所を好む。蒸れに弱い。 |
水やり | 春は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。夏は蒸れを防ぐために月1回たっぷりと。秋は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。冬は根が枯れない程度に月1回程度土の表面が湿る程度に。 |
肥料 | 不要。必要なのは適切な日光量と水分量。 |
育てやすさ | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
開花レベル | [jinstar2.5 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
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育てやすいけど、お花はつきにくいような気がします。マラミリア属は、花芽を出すためには休眠期の湿度管理が重要ですね。
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銀手毬-ギンテマリの育て方
メキシコの高地出身のマミラリア属は、冬場の低温と乾燥に強く、夏場の高温と蒸れに弱い傾向があります。
とくに沖縄のような高温多湿の環境で育てる場合は、水やりのタイミングに注意が必要です。
室外で育成している場合、夏場の直射日光が照りつける日中に水やりすると、植木鉢の中は高温で蒸れるため、根腐れを起こしやすくなります。
水やりは涼しくなった夕方ごろに行い、受け皿に水がたまったら捨てるようにしましょう。
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どのサボテンでも、受け皿のお水は嫌い!湿気が植木鉢に充満していると根腐れしちゃう。
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白竜丸-ハクリュウマル(ダイソー)
これぞサボテン!トゲトゲのトゲットゲ!
小さくても胴太のずっしりしたフォルムがサボテンらしさを際立てています。
細いけどしっかり頑丈なトゲは、攻撃力が高めなので植え替え時には手袋必須。とは言え、強く触ると手袋を貫通してくるので厚手の手袋で優しく触りましょう。
白竜丸-ハクリュウマルの品種情報
銀手毬と同じマミラリア属でメキシコ出身です。高温多湿に弱く、低温乾燥に強い傾向があります。
湿気がまとわりつかないような、風通しのいい場所がベストポジションです。
品種名 | 白竜丸 はくりゅうまる |
---|---|
属名 | マミラリア |
原産地 | メキシコ |
日当たり | 日当たりと風通しのいい場所を好む。蒸れに弱い。 |
水やり | 春は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。夏は蒸れを防ぐために月1回たっぷりと。秋は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。冬は根が枯れない程度に月1回程度土の表面が湿る程度に。 |
肥料 | 不要。必要なのは適切な日光量と水分量。 |
育てやすさ | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
開花レベル | [jinstar2.5 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
白竜丸-ハクリュウマルの育て方
銀手毬と同じマミラリア属の白竜丸は、低温乾燥に強く、高温多湿に弱い傾向があります。
日光量や気温が上がる夏場は、とにかく蒸らさないように注意!
夏だけ直射日光を軽く避けて(完全に遮断しないほうがいい)水やりは月に1回たっぷり。
春・秋・冬はできるだけ日光を浴びせて水やりは2週に1回たっぷり。
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マラミリア属のサボテンは四季によって水やりの頻度を変えるのが基本ですが、そこまで神経質にやらなくても大丈夫。重要なのは、土が完全に乾いてから水やりをするってことです。
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トルカ(ダイソー)
トゲなしサボテンの代表格・トルカさん。
どこを触っても痛くありません。頬ずりし放題です。
トゲを鑑賞するのがサボテン育成の醍醐味ですが、トゲがなくても十分眺めてられます。
トルカの品種情報
トルカ自体は100均やホームセンターでもよく見かける品種ですが、起源があいまいというミステリアスなサボテンです。
どうやら育成中に突然変異で派生した種らしく、原種として一番有力な説は『マミラリア・ポリテレの変異株』。
たしかに、ポリテレとよく似ています。
マラミリア属であれば、銀手毬や白竜丸と同じくメキシコ出身です。
品種名 | トルカ |
---|---|
属名 | マミラリア |
原産地 | メキシコ |
日当たり | 日当たりと風通しのいい場所を好む。蒸れに弱い。 |
水やり | 春は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。夏は蒸れを防ぐために月1回たっぷりと。秋は土が乾いたらたっぷり、頻度にすると2週間に1回程度。冬は根が枯れない程度に月1回程度土の表面が湿る程度に。 |
肥料 | 不要。必要なのは適切な日光量と水分量。 |
育てやすさ | [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
開花レベル | [jinstar2.5 color=”#ffc32c” size=”16px”] |
トルカの育て方
トルカはマラミリア属という前提でいくと、銀手毬や白竜丸と同じく高温多湿に気を付ける必要があります。
湿度を嫌うマラミリア属は、日当たりがよくて風通しのいい場所がベストポジション。
真夏だけ直射日光を軽く避けて水やりを月1回たっぷりに変更します。
春・秋は水やりは2週間に1回たっぷりと。冬は月1回、土の表面が湿るくらいに軽く。
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トルカはよく見かけるサボテンなので、その出自があいまいというのは驚きました。原種と言われているポリテレも探してみよっと。
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まとめ
100均でよく見かけて、可愛すぎるサボテン4種をご紹介しました。
花を咲かせたいのならギムノカリキウム翠晃冠、増やしたいならマラミリア銀手毬がおススメです。
他にもたくさんの100均産サボテンさんたちを育成しているので、育て方や増やし方をメインに今後もご紹介していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!お時間あれば関連記事も読んでやってください♪
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